ボーナスの使い方|看護師がやりがちな失敗とおすすめ配分
前回の記事では、
について解説しました。
病気や休職、
車の故障など、
予想外の出来事に備えるためのお金を確保することが大切でした。
生活防衛資金が準備できてきたら、
次に考えたいのが
ボーナス(賞与)の使い方
です。
看護師は比較的賞与が支給されやすい職業ですが、
近年は病院経営の悪化や物価高騰の影響により、
賞与減額を経験する医療機関も増えています。
だからこそ、
私は
「ボーナスをあてにした家計は作らない」
ことをおすすめしています。
この記事では、
- 看護師がやりがちな失敗
- ボーナス依存家計の危険性
- おすすめのボーナス配分
- 自己投資と資産形成の考え方
について解説します。
目次
- ボーナスは特別なお金ではない
- 医療業界で起きている変化
- 看護師がやりがちな失敗
- ボーナス依存家計の危険性
- おすすめのボーナス配分
- 自己投資という選択肢
- 私の考え方
- まとめ
- 初心者におすすめの参考図書
- 参考文献・引用元
ボーナスは特別なお金ではない
ボーナスが入ると、
普段より気持ちが大きくなりがちです。
- ブランド品
- 高級家電
- 旅行
- 車の頭金
などに使いたくなるかもしれません。
もちろん、
お金を使うこと自体は悪いことではありません。
しかし、
ボーナスを
「臨時収入」
として扱ってしまうと、
資産形成はなかなか進みません。
ボーナスも、
毎月の給料と同じ大切な収入です。
私は、
ボーナスを
「将来の選択肢を増やすためのお金」
として考えることをおすすめしています。
医療業界で起きている変化
以前は、
「病院勤務だから安定している」
と言われることもありました。
しかし、
現在は状況が変わりつつあります。
コロナ禍で起きた賞与減額
2020年以降、
新型コロナウイルス流行の影響により、
患者数の減少や手術件数の制限が発生しました。
その結果、
全国の医療機関で
- 夏季賞与減額
- 冬季賞与減額
- 一時金削減
などが報告されました。
コロナ後も続く病院経営の厳しさ
現在も、
- 人件費高騰
- 光熱費高騰
- 医療材料費高騰
などの影響が続いています。
日本病院会や全日本病院協会の調査でも、
赤字病院の割合が増加していることが報告されています。
つまり、
賞与は将来も必ず同じ額が支給される保証はありません。
看護師がやりがちな失敗
ご褒美消費
夜勤や長時間勤務を頑張った結果、
「自分へのご褒美」
として高額な買い物をしてしまう。
これは非常によくあるパターンです。
ボーナス払い
住宅ローンや自動車ローンで、
ボーナス払いを設定するケースです。
営業担当者から
「月々の支払いが楽になります」
と言われることもあります。
しかし、
賞与が減額された場合、
家計に大きな影響が出ます。
全額使い切る
旅行や買い物で使い切り、
数か月後には残高がほとんど残っていない。
これもよくある失敗です。
失敗するボーナスの使い方

ボーナス依存家計の危険性
住宅ローンや車のローンを
ボーナス払い込みで組んでいる場合、
賞与減額は家計へ大きな影響を与えます。
ボーナス依存家計の危険性

私がおすすめするボーナス配分
おすすめは、
次のような配分です。
30%:貯蓄・投資
将来の資産形成に活用
20%:生活防衛資金
まだ十分でない場合は優先
20%:自己投資
学びや経験への支出
10%:大型支出準備
- 車検
- 家電買替
- 引越し
- 旅行
など
20%:ご褒美費
楽しみのためのお金
厳密に合わせる必要はありません。
重要なのは、
全額使い切らないこと
です。
自己投資という選択肢
ボーナスの使い道というと、
- 貯金
- 投資
- 旅行
を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、
私は
自己投資
も非常に価値のある使い道だと考えています。
例えば、
- 読書
- 勉強
- セミナー参加
- 学会参加
- 新しいスキル習得
などです。
自己投資は、
将来の収入や働き方の選択肢を広げる可能性があります。
お金を増やす方法は2種類ある
資産形成というと、
NISAや投資信託が注目されます。
しかし、
お金を増やす方法は投資だけではありません。
金融投資
↓
お金に働いてもらう
自己投資
↓
自分の価値を高める
↓
将来の収入向上につながる可能性
どちらも大切です。
私は、
ボーナスの一部を自己投資へ使うことも、
十分価値のある選択だと思っています。
ボーナスとNISAは相性が良い
生活防衛資金が十分にある場合、
ボーナスはNISAの追加投資にも活用できます。
毎月の積立投資に加えて、
ボーナス時に追加投資を行うことで、
将来の資産形成を加速できます。
詳しくは、
【内部リンク】
「看護師向け新NISA完全ガイド」
をご覧ください。
私の考え方
私自身であれば、
ボーナスが入った日に、
まず
- 貯蓄
- NISA
- 自己投資
- 特別費
へ振り分けます。
そして残ったお金で旅行や趣味を楽しみます。
使った残りを貯めるのではなく、
先に振り分ける
ことを意識しています。
まとめ
ボーナスは、
資産形成を加速させる大きなチャンスです。
しかし、
近年の医療業界では、
賞与減額や一時金削減も珍しくありません。
だからこそ、
住宅ローンや車のローンを
ボーナス前提で組まないことが重要です。
また、
ボーナスは
- 貯蓄
- 投資
- 自己投資
に活用することで、
将来の選択肢を広げることができます。
まずは、
毎月の給与だけで生活できる家計を作り、
ボーナスを資産形成の加速装置として活用していきましょう。
次回は、
「看護師が自己投資にお金を使うべき理由|最もリターンが高い投資とは」
について解説します。
初心者におすすめの参考図書
改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学 [ 両@リベ大学長 ]

ジェイソン流お金の増やし方 改訂版 [ 厚切りジェイソン ]

超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください! [ 山崎元 ]
参考文献・引用元
※賞与額や支給回数は勤務先によって異なります。将来も同じ額が支給される前提ではなく、余裕のある家計づくりを心掛けましょう。

