固定費改善実践編⑥|クレジットカードローン・リボ払いが危険な理由|看護師がお金を増やせない本当の原因
前回の記事では、
奨学金返済と投資の優先順位について解説しました。
生活防衛資金を確保し、
NISAなどの資産形成を進めながら、
奨学金返済と向き合うことの大切さをお伝えしました。
しかし、
投資以前に解決すべき問題があります。
それが
カードローンとリボ払い
です。
もし現在、
- リボ払い残高がある
- カードローンを利用している
- ボーナス払いを多用している
のであれば、
資産形成より優先して取り組むべきことがあります。
この記事では、
- リボ払いの仕組み
- カードローンの問題点
- 借金と脳の関係
- 完済までの優先順位
について解説します。
目次
- リボ払いとは何か
- カードローンとは何か
- なぜ危険なのか
- 借金がIQを下げる?
- 看護師が陥りやすいパターン
- 完済までの優先順位
- まとめ
- 初心者におすすめの参考図書
- 参考文献・引用元
リボ払いとは何か
リボ払いとは、
利用額に関係なく、
毎月一定額ずつ返済する仕組みです。
例えば、
毎月5,000円返済設定の場合、
10万円使っても、
20万円使っても、
支払額はほぼ変わりません。
そのため、
支払いの痛みを感じにくくなります。
リボ払いの落とし穴

カードローンとは何か
カードローンは、
簡単に言えば
「借金」です。
「クレジットカードの分割払い」を代表に
銀行や消費者金融からお金を借り、
利息を付けて返済します。
便利な仕組みですが、
緊急時以外の利用はおすすめできません。
なぜ危険なのか
最大の理由は
金利
です。
一般的なカードローンやリボ払いの金利は、
年10〜18%程度になることがあります。
一方、
インデックス投資の長期期待リターンは、
年3〜7%程度とされます。
つまり、
18%の借金を抱えながら
5%の投資をするのは、
穴の空いたバケツに水を入れるような状態です。
借金がIQを下げる?
非常に有名な研究があります。
センディル・ムッライナタン氏らの研究では、
お金の不足や借金によるストレスは、
認知能力を大きく低下させる可能性が示されています。
著書
『欠乏の行動経済学』
いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ文庫NF) [ センディル・ムッライナタン ]
では、
経済的な不安を抱えた状態では、
目先の問題に集中し、
長期的な判断が難しくなることが説明されています。
つまり、
借金問題は単なるお金の問題ではなく、
思考力や判断力にも影響を与える可能性があります。
看護師が陥りやすいパターン
看護師は、
忙しくストレスの大きい職業です。
例えば、
夜勤明けに
- 外食
- ネットショッピング
- 推し活
- 旅行
などへお金を使うことがあります。
もちろん悪いことではありません。
しかし、
その支払いを
リボ払いやカードローンで行うと、
将来の自分のお金を先に使っている状態になります。
借金が増える流れ

私が考えるお金の優先順位

借金返済は「確実な投資」
例えば、
年15%の借金を返済することは、
年15%の利益を得るのとほぼ同じ効果があります。
投資にはリスクがあります。
しかし、
借金返済は確実です。
だからこそ、
リボ払い・カードローンがある場合は、
まず返済を優先したいところです。
まとめ
リボ払いとカードローンは、
資産形成の大きな障害になります。
さらに、
借金によるストレスは、
判断力や行動にも影響を与える可能性があります。
まずは、
- リボ払い
- カードローン
を解消し、
その後に
- 生活防衛資金
- NISA
へ進むことをおすすめします。
資産形成は、
土台づくりから始まります。
次回は、
「住宅ローン・賃貸どちらが得?|看護師が後悔しない住まい選び」
について解説します。
初心者におすすめの参考図書
いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ文庫NF) [ センディル・ムッライナタン ]
改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学 [ 両@リベ大学長 ]

ジェイソン流お金の増やし方 改訂版 [ 厚切りジェイソン ]

参考文献・引用元
- 金融庁
https://www.fsa.go.jp/ - 日本貸金業協会
https://www.j-fsa.or.jp/ - 日本学生支援機構(JASSO)
https://www.jasso.go.jp/ - Mullainathan S, Shafir E.
Scarcity: Why Having Too Little Means So Much.
Times Books, 2013.

