ChatGPTを看護研究に活用する方法|テーマ整理からアンケート分析まで
はじめに
看護研究を担当することになった時、
- テーマが決まらない
- 文献検索が進まない
- アンケート項目が思いつかない
- 集計結果の考察が難しい
と悩んだ経験はありませんか?
私自身、手術室看護師として委員会活動や研究活動に関わる中で、
「もっと効率よく研究を進められないか」
と感じることがありました。
そこで活用しているのがChatGPTです。
今回は、看護研究でChatGPTをどのように活用できるのかを紹介します。
ChatGPTとは?
ChatGPTはAIチャットサービスです。
質問を入力すると、
- 情報整理
- アイデア出し
- 文章作成補助
- 要約
などを行ってくれます。
ただし、
研究結果をそのまま作成してもらうツールではありません。
あくまでも
「研究を進めるための補助ツール」
として活用することが重要です。
看護研究で活用できる場面
① テーマ整理
例えば、
「手術室看護師の防災意識について研究したい」
と考えた場合、
ChatGPTに
「手術室看護師の防災意識に関する研究テーマ案を10個提案してください」
と入力すると、
複数のテーマ案を提示してくれます。

② 文献検索キーワード作成
文献検索で困るのが検索キーワードです。
例えば、
- 手術室
- 災害対策
- 防災教育
だけでは十分な文献が見つからない場合があります。
ChatGPTに相談すると、
関連キーワードを整理できます。
例
- 手術室看護師
- 災害看護
- Disaster Nursing
- Perioperative Nurse
- Operating Room Nurse
などを提案してくれます。
③ アンケート項目作成
アンケート作成時にも活用できます。
例
「手術室看護師の防災意識を調査するための質問項目を10個作成してください」
と入力すると、
質問案のたたき台を作成できます。
ただし、
そのまま使用するのではなく、
研究目的や倫理面を考慮して修正しましょう。
Googleフォームとの組み合わせが便利
前回の記事で紹介したGoogleフォームとの相性も抜群です。

集計結果の考察補助
例えば、
アンケート結果として
- 災害対応に自信がある 20%
- 自信がない 80%
だった場合、
ChatGPTに
「この結果から考えられる要因を挙げてください」
と相談すると、
考察の視点を整理できます。
ただし、
研究結果の解釈や結論は研究者自身が行う必要があります。
ChatGPT利用時の注意点
個人情報を入力しない
患者情報
職員名
施設名
などは入力しないようにしましょう。
AIの回答を鵜呑みにしない
ChatGPTは誤った情報を出力する場合があります。
必ず、
- 文献
- ガイドライン
- 施設ルール
で確認しましょう。
看護研究におすすめの参考書
まるわかり!ChatGPT最強活用術&超仕事術
AI初心者向けに、
質問の仕方(プロンプト)が学べます。
よくわかる 看護研究の進め方・まとめ方 第3版
看護研究全体の流れを理解したい方におすすめです。
私が実際に使っている活用法
私は、
- 防災委員会活動
- 学習会資料作成
- アンケート設計
- 研究テーマ整理
などでChatGPTを活用しています。
特に、
「ゼロから考える時間」
を短縮できる点が大きなメリットだと感じています。
まとめ
ChatGPTは、
- 研究テーマ整理
- 文献検索キーワード作成
- アンケート設計
- 考察視点の整理
に活用できます。
ただし、
研究者自身の判断や文献確認は必須です。
うまく活用することで、看護研究を効率よく進められるでしょう。
次回予告
研究テーマが決まり、
アンケート結果も集まった。
次に必要なのは、
「大量の論文を効率よく読むこと」
です。
次回は、
「NotebookLMで看護研究の文献整理を効率化する方法」
を紹介します。

