Googleフォームの回答を自動集計する方法|看護研究・委員会活動で使えるGoogleスプレッドシート活用術
はじめに
前回の記事では、看護研究や委員会活動で活用できるGoogleフォームについて紹介しました。
アンケートを作成できても、
- 回答をどう集計したらよいかわからない
- Excelへの転記が大変
- グラフ作成に時間がかかる
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
実はGoogleフォームとGoogleスプレッドシートを連携することで、回答を自動で集計できます。
私自身も委員会活動や防災活動のアンケートで活用していますが、集計作業の時間を大幅に削減できています。
今回は、看護研究や委員会活動で役立つGoogleスプレッドシートの活用方法を紹介します。
Googleスプレッドシートとは?
GoogleスプレッドシートはGoogleが無料で提供している表計算ソフトです。
Excelと似た機能を持ちながら、
- 無料で利用できる
- 複数人で同時編集できる
- Googleフォームと自動連携できる
という特徴があります。
特に看護研究や委員会活動でアンケートを扱う場面では非常に便利なツールです。
Googleフォームと連携すると何ができる?
Googleフォームに回答が送信されると、自動的にGoogleスプレッドシートへ記録されます。
例えば、
「災害対策マニュアルの保管場所を知っていますか?」
という質問に対して回答が集まると、
- 回答日時
- 所属部署
- 回答内容
などが自動で一覧化されます。

手作業による転記が不要になるため、入力ミスの防止にもつながります。
Googleフォームとスプレッドシートを連携する方法
STEP1
Googleフォームを開く
STEP2
「回答」タブを選択
STEP3
緑色のスプレッドシートアイコンをクリック
STEP4
新しいスプレッドシートを作成
これだけで設定完了です。
以後は回答が送信されるたびに自動で反映されます。
紙アンケートと比較するとどれだけ楽になる?
紙アンケートの場合、
- 回答回収
- Excelへ手入力
- 入力ミス確認
- 集計
- グラフ作成
- 発表資料作成
という流れになります。
一方でGoogleフォームを活用すると、
- 回答回収
- 自動集計
- 発表
だけで済みます。

特に回答数が50件を超えるアンケートでは、作業時間に大きな差が出ます。
グラフも自動で作成できる
Googleフォームでは回答結果が自動でグラフ化されます。
例えば、
- 研修会満足度調査
- 防災学習会アンケート
- 業務改善アンケート
- 新人教育評価
などでは、
- 円グラフ
- 棒グラフ
が自動で作成されます。
委員会報告や研究発表資料作成の時短につながります。
看護研究初心者におすすめの参考書
Googleフォームやスプレッドシートは便利ですが、
「そもそも看護研究の進め方がわからない」
という方も多いと思います。
そんな方には以下のような入門書がおすすめです。
よくわかる 看護研究の進め方・まとめ方 第3版
看護研究のテーマ設定からデータ収集、発表までを学べます。
こんな人におすすめ
- 初めて看護研究を担当する
- 研究計画書を書いたことがない
- アンケート研究を行いたい
【中古】マンガでわかる統計学/オ-ム社/高橋信(単行本)
アンケート結果を集計した後、
- 平均値
- 標準偏差
- 有意差
などで悩む方におすすめです。
統計学を苦手意識なく学べます。

看護研究で活用する際の注意点
GoogleフォームやGoogleスプレッドシートを研究目的で利用する場合は、
- 施設の運用ルール
- 倫理審査
- 個人情報保護
を必ず確認しましょう。
匿名アンケートであっても施設によって運用ルールは異なります。
研究開始前に確認することが重要です。
実際に私が活用している場面
私は手術室での委員会活動や防災活動において、
- 学習会後アンケート
- 防災意識調査
- 研修評価
などでGoogleフォームとスプレッドシートを活用しています。
以前は集計作業に数時間かかっていましたが、
現在は回答が自動で集計されるため、その時間を分析や資料作成に使えるようになりました。
まとめ
GoogleフォームとGoogleスプレッドシートを連携すると、
- 回答を自動記録できる
- 集計作業を大幅に削減できる
- グラフを自動作成できる
- 看護研究や委員会活動で活用できる
というメリットがあります。
アンケート集計に時間を取られている方はぜひ活用してみてください。
次回予告
アンケート結果を集計できるようになると、
次は
「この結果をどう分析したらよいのか?」
という悩みが出てきます。
そこで次回は、
「ChatGPTを看護研究に活用する方法|テーマ整理からアンケート分析まで」
を紹介します。
Googleフォームで回答を集め、
Googleスプレッドシートで集計し、
ChatGPTで分析補助を行う方法を解説します。

